OTPサーバの障害について(復旧)

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更新: 2002年10月18日

作成: 2002年10月16日

10月16日早朝，教育用計算機システムのOTPサーバにハードウェア障害が起き，利用できない状態が続きました．マシンの交換により，18日午前10時頃に復旧しましたが，ハードディスク内のデータも失われてしまいました．そのため，復旧後にユーザが最初に使う際には以下の作業が必要になるので，ご注意ください．

以前，利用の手引きのOne time password 認証のための準備作業にあるように，keyinitコマンドで認証の初期化をおこなったかと思いますが，その作業をもう一度繰り返す必要があります．otp.ecc.u-tokyo.ac.jp に ssh で入って，以下のようにkeyinitコマンドを実行してください．

otp% keyinit
Updating gXXXXXX:
Old key: ot17192
Reminder - Only use this method if you are directly connected.
If you are using telnet or rlogin exit with no password and use keyinit -s.
Enter secret password:
Again secret password:
                                                                                
ID gXXXXXX s/key is 99 ot17193
TIC OHIO KITE EVA LIED FLAT

sshで接続する際のhostkeyが変わったため，以前の情報が残っている場合は，接続を拒否されたり，警告が出ることがあります．
NC上の ssh
以前のhostkeyが残っている場合は，以下のようなメッセージを出して接続できません．
```
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@    WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!     @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY!
Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!
It is also possible that the host key has just been changed.
Please contact your system administrator.
Add correct host key in /home/gXXXXXX/.ssh/known_hosts to get rid of this message.
Password authentication is disabled to avoid trojan horses.
Agent forwarding is disabled to avoid trojan horses.
Permission denied.
```
このようなメッセージが出る時は，ホームディレクトリの下の.ssh というディレクトリにある known_hosts を編集して「otp.ecc.u-tokyo.ac.jp」で始まる行を削除して下さい．
```
rm ~/.ssh/known_hosts
```
を実行しても出なくなりますが，その分他のhostkeyの情報も失ってしまいます．
アプリケーションサーバ上の ssh
デフォルトの設定では，問題ないはずです(ssh1プロトコルから ssh2プロトコルに移行するため)．問題が出る場合は，「~/.ssh/known_hosts」及び，「~/.ssh/known_hosts2」中の「otp.ecc.u-tokyo.ac.jp」で始まる行を削除して下さい．
ttssh
最初に警告が出るが，無視すると接続可能です．次回からは警告は出ません．気になる場合は，ttsshのインストールされているディレクトリ(典型的には C:\Program Files\TTERMPRO\)のssh_known_hostsというファイルをテキストエディタ(Notepadで良い)で編集して otp.ecc.u-tokyo.ac.jp で始まる行を削除して下さい．

ユーザの皆様には御迷惑をお掛けしております。