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SASの2012年度以降の提供について

広報


更新: 2011年03月29日
作成: 2011年03月29日

教育用計算機システムでは,現在,iMac端末のWindows環境,CAD端末において,統計処理ソフトウェア「SAS」を提供しています.センターでは2012年3月から運用を開始する次期教育用計算機システムの仕様を現在検討中ですが,次期システムで現システムと同様の形で導入する場合の費用は,学内へ有料で配付しているライセンス分を除いても,端末1台あたり4年間で約2万円になる(JMPは約1,800円,Mathematicaは約4,900円)ことがわかりました.

一方で,2010年8月から10月におこなわれた利用者アンケート (参考: 教育用計算機システムに関するアンケートへのご協力のお願い) の結果では,講義担当教員回答者23名中講義でSASを使っているという回答は0名(JMP と Mathematica は2名),一般ユーザ439中 SAS の利用者は5名(JMP は6名, Mathematica は63名)と他の有料ソフトと比べて少ないという結果になりました.

また,SAS とMathematica に関しては2011年3月に改めて講義での利用状況を調査するアンケート (教育用計算機システムで使用するアプリケーションに関するアンケート)を実施しましたが,SASを利用した講義に関する回答はありませんでした.

教育用計算機システムのための予算が減る中で,限られた予算を有効に使う必要があります.そのため,次期システムではSASを調達からは外すことを検討しています.必要な部局がある場合は,その部局の購入ソフトウェアとして導入する形になります.同様の形で現在の教育用計算機システムに導入しているソフトウェアとしては以下のものがあります.

このような導入を検討している部局があれば,ecc-support _at_ ecc.u-tokyo.ac.jp まで,ご連絡をお願いします.

なお,現システムでは SAS は東大に対するサイトライセンスとして導入し,学内向けに有料でライセンスを配付しています (ソフトウェアライセンスについて).サイトライセンスの終了に伴い,同ライセンスの配付も2012年2月29日で終了になります.今後については,現在可能性を検討中です.