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クラウドメールへのデータ移行

広報


更新: 2016年07月14日
作成: 2016年06月17日

ECCSクラウドメールサービスのご案内でアナウンスしているように,学生ユーザの方は2016年8月のメールサーバの更新の際に,「ユーザ名@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp」のメールアドレスが使えなくなります(今年度から利用を開始した人には,「ユーザ名@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp」のメールアドレスは発行していません.なお,教職員ユーザの方は更新後も利用できます.また,旧システムのメールは新システムにコピーされます.)

学生ユーザの方で「ユーザ名@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp」のメールサーバ (以下「旧メールサーバ」という) から ECCS クラウドメールに移行するには,次のような方法があります.

  1. imapsync を用いる方法

    このページの後半に示します.

  2. 旧メールサーバと ECCS クラウドメールの両方を利用可能なメーラを用いる方法

    旧メールサーバと Gmail を IMAP で利用可能なメーラで両方のメールを読める状態にした上で,旧メールサーバにあるメールをドラッグアンドドロップでメールを移す方法です.

    このようなメーラとしては Thunderbird (Windows, OS X, Linux) や Apple Mail (OS X のみ) などがあります.具体例として,Thunderbird での移行方法を広報「【ECCSクラウドメール】メーラへのアカウント設定方法(Thunderbird)」に示します.



imapsync を用いる方法

2016/6/20現在,以下で案内している方法ではクラウドメールサーバから

Host2 failure: Error login on [imap.gmail.com] with user [XXXX@g.ecc.u-tokyo.ac.jp] auth [LOGIN]: 2 NO [ALERT] Please log in via your web browser: https://support.google.com/mail/accounts/answer/78754 (Failure)
のようなエラーが出て拒否されるようです.

2 段階認証プロセスを有効にするに書かれている方法で,ログイン時にパスワード以外でも認証できるように設定した上で,imapでのアクセスに関して,アプリ パスワードでログインにあるように専用のパスワードを使うように設定すれば,以下の方法でも移行できます.ただ,2段階認証プロセスを使えない方向けの移行方法も検討中なので,2段階認証プロセスを使える環境に無い方(携帯電話を持っていない方など)は,次の案内をお待ち下さい.


クラウドメールの利用を開始する

広報「ECCSクラウドメール利用方法」にあるように,利用を開始するにはUTokyo Account 利用者メニューから「ECCSクラウドメール」専用のパスワード(UTokyo Accountのパスワードとは違うもの)を設定する必要があります.

変更後,利用可能になるまで,1時間程度(毎時0分に変更の更新作業を開始)かかります.利用可能になってからは,教育用計算機システムのページのサイドメニューからECCSクラウドメールを選んで,ログインして利用できることを確認してください.


旧メールサーバの転送の設定

教育用計算機システムのページのサイドメニューからMailSuiteにログインします.メニューで「オプション」を選択肢「メール転送」を選んで設定できます.詳しくはMailSuiteログイン後に見られるオンラインヘルプを御覧ください.

注意: ECCSクラウドメールから旧メールサーバへ転送設定している場合は,あらかじめ解除しておいてください.


クラウドメールのIMAPの有効化

メールのコピーにはIMAPというプロトコルでメールサーバにアクセスする必要があります.Outlook、Apple Mail などのメール クライアントに Gmail を設定する中の「手順1」に従って,IMAP を有効化してください.


sshサーバへのログイン

このガイドでは,旧メールサーバからクラウドメールのメールサーバにデータをコピーするのに,imapsyncを使う方法を紹介します.

教育用計算機システムのsshサーバには imapsync がインストールされているので,外部からのECCSの利用の「SSHサーバ」に書かれている方法で教育用計算機システムのsshサーバに接続すると,imapsync を使うことができます.sshサーバに接続するには,あらかじめ公開鍵を登録する必要があります.詳しくは外部からのECCSの利用の「SSHサーバ」 をご覧ください.


imapsyncを使ったデータコピー

imapsyncの実行には時間がかかるので,sshの接続が切れても終了しないように, GNU Screenを起動します. sshでログイン後に,

screen
を実行してください.
imapsync --host1 mail.ecc.u-tokyo.ac.jp --port1 993 --ssl1 --user1 「旧メールサーバでのユーザ名」 -host2 imap.gmail.com --port2 993 --ssl2 --authmech2 PLAIN --user2 「クラウドメールサーバでのユーザ名」
を実行してください.「旧メールサーバでのユーザ名」「クラウドメールサーバでのユーザ名」には以下のものに置き換えます.

「旧メールサーバでのユーザ名」
MailSuiteにログインするときのユーザ名になります.学生の場合は「共通ID@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp」です.
「クラウドメールサーバでのユーザ名」
クラウドメールのサーバにログインするときのユーザ名になります.学生の場合は「クラウドメールのユーザ名@g.ecc.u-tokyo.ac.jp」です.

これを実行すると,まずは,次のようなメッセージが出て止まります.

What's the password for 「旧メールサーバでのユーザ名」@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp? (not visible while you type, then enter RETURN)

ここで,旧メールサーバのパスワード(UTokyo Accountのパスワードと同一)を入力してください.

その後,次のようなメッセージが出て止まります.

What's the password for 「クラウドメールサーバでのユーザ名」@g.ecc.u-tokyo.ac.jp@imap.gmail.com? (not visible while you type, then enter RETURN).
通常はクラウドメールのWebインタフェースにログインするためのパスワードですが,IMAPで接続する際は別のパスワード(アプリケーションパスワード)を使うように設定している場合は,IMAPで接続するのに必要なパスワードを入力してください.

パスワードが正しければ,

Host1: success login on [mail.ecc.u-tokyo.ac.jp] with user [ktXXXX@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp] auth [LOGIN]
...
Host2: success login on [imap.gmail.com] with user [ktXXXX@g.ecc.u-tokyo.ac.jp] auth [LOGIN]
のような,メッセージが出てメッセージのコピーが開始します.

メールサーバやsshサーバの負荷が高くない場合は,1秒に1メッセージ程度の速度で コピーが行われます.

コピーには時間がかかるので, GNU Screenの機能であるdetach (標準のキー割り当てだと C-[a] [d])を使ってセッションの切り離しをした上で,sshをログアウトしてください(時間が経つと自動的にdetachされます).

detachした後で,途中経過をみるには,同じsshサーバにログインした後で,

screen -r
を起動して,セッションを resume します.imapsync が終了していたら,
exit
でscreeen を終了した後,
exit
でログインも終了してください.なお,sshサーバは毎日午前3時頃に reboot されるため,screen のセッションは自動的に終了します.コピーするメール の数が多い場合は,reboot時刻まで余裕をもって imapsync を実行することをお勧めします.


クラウドメールのIMAPの無効化

Outlook、Apple Mail などのメール クライアントでクラウドメールにアクセスする必要がない場合は,Outlook、Apple Mail などのメール クライアントに Gmail を設定する中の「手順1」に従って,[メール転送と POP/IMAP] メニューにアクセスした上でIMAP を無効化することをお勧めします.