大学における教育用計算機システムのあり方に関しては,各大学が模索していて,中には BYOD (Bring your Own Device) に全面的に移行した (学生の自分のノートPC持ち込みを必須にした) 大学もあります.BYOD への移行を補完するために,機能を制限してサーバーサイドコンピューティングを志向した端末として,ChromeOS端末の評価をおこなうことにしたのですが,2020年3月の更新までにChromeOS端末だけで講義を行えるようになる可能性は高くないと考えられます.次期システム(ECCS2021)の調達作業まで時間はありますが,現時点ではChromeOS端末を導入する場合も一部に留まる可能性が高いと思われます.